Mozilla Firefox Thunderbird の拡張あれこれ - MEMO
Permanent Links(2006年11月)

MEMO ■ ■ ■ ■ MEMO ■ ■ ■ ■

以下はパーマネントリンク

06/11 ■(11/7b) 本当の Firefox

というのは無論バグがあるはずがなく涙が出るほど完璧なカサベデス亡き後あのアメリカ映画の監督で生き残っている絶対的評価としてというのはジョン・フォードやハワード・ホークスやヒッチコックと並べてもおかしくないクリント・イーストウッドの作品「 Firefox 」でそれが今日TVで放映されるのでまだまだ大したことのない Firefox など放り出して是非見るべきものです.Mozilla でこの映画の記憶があって Firefox の名を頂戴したのなら大したものです.イーストウッドの凄さは役者としても勿論であるけれど監督としての凄さが悲しいことに日本では余り知られていなく、ダーティーハリーの最初の作品の監督ドン・シーゲルはイタリアのセルジオ・レオーネと並んでイーストウッドの育ての親であるけれどもこの B 級映画の監督がイーストウッドで撮った作品はどれもそれ以前の作品を凌駕していた育ての親が逆に育てられたというところからもその凄さが伺えます.「ルーキー」という警官ものの活劇でビルが爆破される直前に車でそのビルの何階からか飛び降りるのに普通の映画ならそのまま飛び降りるだけなのが主人公のイーストウッドがビルの端まで行って何かを見ている、戻ってくると大丈夫だと行って車の乗り飛び降りるのだがこな距離の計測してからなどという細かな演出出来る監督は他にいるだろうか.

もう一つ知っておくと良いことはこの監督の凄さを最初に見つけて世界に紹介したのは世界レベルのフローベールの研究家で世界レベルの映画批評を書く蓮實重彦という日本人であることでしょう.彼がイーストウッドの西部劇「ペイルライダー 」 (1985)の音に就いて書いた素晴らしく美しい批評 Solitude et Univers sonore - Westerns de Clint Eastwood - はフランス語ですがここで読めます.再起のイーストウッドの作品は音がますます厳密に使われていて画面に圧倒され見過ごすいや聞き漏らしてしまうのだが音に注目した批評は他に読んだことありません.

06/11 ■(11/7) USB メモリーその後

というのは(10/9b) USB メモリー で紹介した Robert Accettura のブログなのですが、これは誰もがそう思っているけれどまあそんなものかと諦めてしまう USB メモリーが何とも頼りなく床に落としたら踏みつけてしまうかも知れずあの小さな蓋は落としてどこかになくなってしまうこと確実で、筆者もそれを差し込んでいるときは蓋がなくなりはしないかと気が気ではありません.一番気になるのは人のところに持っていって差し込んだまま忘れてきてしまうのではないかということで差し込んで用が済んだらさっさと抜いて蓋をしてしまい込みます.扨その彼はその後100以上のものを調べたそうです.そしてとうとう頑丈なものを見つけたそうです.これ日本で手に入るのかどうかは調べていません.
TRobert Accettura's Fun With Wordage - USB Keychain Madness Results ( November 2nd, 2006 ) なのですが以下ざっと前半だけ訳してみます.後の方はなんかソフトウェアーのことが書いてあって面倒なので飛ばします.

私は何週間か前に USB キーホルダーにも繋げられる頑丈な USB メモリーを探していると書いた.それ以来100以上もの USB メモリーを調べてみた.そして最後に勝ち残ったのが Sandisk Cruzer Titanium 2GB だ.昨日やってきて昨晩と今日はそれを色々調べている.

構造

こいつは本当に頑丈だ.砂とか何か鋭いものでひっかいたりしない限り床に置いて踏みつけても大丈夫そうだ.引っ込められる機能はスムーズでちょうどうまいいところでぴちりと止まる.とても信頼出来る感じだ.見かけもプロっぽくて素晴らしい.プラスチックの安っぽい奴なんかお話しにならない.

後ろについている金属製のストラップでキーホールダーに繋げられる.欠点を挙げると留め金のところの輪が小さくて弱そうだ.キーホールダーの空いている輪と取り替えればまあ何とかなりそうだ.

動作

読み込みも書き込みも速くて何の文句もない.

最後のソフトウェアーのところ飛ばしたのは何だかよく分からないのです.どうやらこの USB ドライブにアクセスするのに権限がどうにかのソフトが入っているらしくそれがバグがあるしクロスプラットフォームでは使えないとか何とか.で結局この作者には個人的には要らないよということみたいです.ソフトウェアーともかくハードウェアーとしては丈夫だしなくなる可能性の大きい蓋もないしでお勧めだそうです.そんなソフトが入っているのなんて初めて聞きました.

今日は昨日からの寝不足で記事を探す気力もなくこれにしました.といってもこういう小物の発見はとても楽しい話です.その小物の細かな部分の話本当に訳はあっているのか分かりません.外国語は物理的な場所の説明やその場所を手先でどうしたという話は一番分かりにくいです.

[to index]  [to top]

06/11 ■(11/6) IBM と Mozilla(アクセシビリティー)

一昨日の、Firefox: An open source accessibility success story (October 2006 By Aaron Leventhal, Web accessibility architect, IBM) のつづきです.以下で度々出てくる「アクセシビリティー」という言葉は障害者が使いやすい、とか障害者に優しいという意味です.要約です.

我々が今いる地点

ダイナミック Web アプリケーションはアクセシビリティーを持たせ得るしそうすべきである.アクセシブルな DHTML の指針は Mozilla の developer documentation で見ることが出来る.我々はまだ完全あ勝利を勝ち取ったわけではないしその為には標準化やブラウザや支援ツールの更なる改良が必要だ.

Firefox 2
リリースされたばかりの Firefox 2 はアンチフィッシング機能や RSS フィードの機能などインターフェースの追加改善とバグフィックスが行われた.またスペルチェック機能が追加されたが、他の機能はアクセシビリティーに関して改善が見られたがこれだけ例外で MSAA(訳注:Microsoft Active Accessibility) の模倣に過ぎず、Firefox 3 では改善されよう.

Firefox の新しい方向

Linux に於けるアクセシビリティー
現在大きなことが起きている.IBM、Mozilla Fundation、Sun が Linux に於ける Firefox のアクセシビリティーのため共同作業を行っているのだ.Firefox は Microsoft Active Accessibility (MSAA)API を充分にサポートしているが Linux のアクセシビリティーのアーキテクチャーは全く違っている.Firefox がそのサポートの為に再構築されるのは素晴らしいことだ.今のところ多くをサポートできたがまだ残こされているものがある.

Mozilla 支援プログラム
大学や非営利組織や個人の貢献者が Firefox はアクセシビリティーに関して面白いプロジェクトとして選んでくれている.個人的にする人もいるが Mozilla の支援プログラムによってという場合もある.Mozilla の支援プログラムは Firefox のアクセシビリティーを強化するものであるが次のようなものがある.

  • Mac OSX でのアクセシビリティー
  • XUL によるアクセシブルなアプリケーションの開発
  • XForm のアクセシビリティー

Mac OSX でのアクセシビリティー
Mozilla の提供するこのプロジェクトは例えば Mac の VoiceOver の様なツールとの互換性を持つようにする.残念なことにそれぞれの OS がそれぞれ異なるアクセシビリティー API を持っていて互換性がないが、我々は Firefox が今後主要な OS、Linux、Windows、Mac で機能する最初のメインストリームのアクセシビリティー アプリケーションとなることを望んでいる.

XUL によるアクセシブルなアプリケーションの開発
Firefox の凄さは XUL (ズルと読む)と呼ばれる技術があることでこれは Web ブラウザ上に限られるわけではなくスタンドアローンのアプリケーションの開発に役立つ.

XForm の約束
もう一つの助成が XForm のアクセシビリティーで運動機能に問題のある人には重要なことである.Web ページのフォームコントロールに変わるものを提供する.音声入力とかオンスクリーンのキーボードとか携帯電話からの入力とか簡単で特別なインターフェースが提供される.

Firefox の拡張の力
拡張は個人の好みで Firefox のユーザー体験の強化のために入れられる拡張機能であるが、例えば広告のブロックとかマウスジェスチャーとかの拡張機能があってこれらはパワーユーザーではなくメインストリームのユーザーのために開発されている.そして更にアクセシビリティーという面でも多くの恩恵をもたらしてくれるであろう.その例として Fire Voxis という拡張があるがこれがあれば screen reader が要らなくなる.もう一つ IBM-funded Accessibility Extensionbeing というのがあるがこれはイリノイ大学で Web ページのアクセシビリティーを向上させるテストとして開発された.

更に多くのプロジェクトがオーナを求めている
更に多くのプロジェクトや助成が利用可能である.もっとたくさんの組織が Firefox を機能障害者やそのの障害を理解し Web ブラウジングを改良すべくプラットフォームとして Firefox を利用してくれたらよい.

我々は更に MathML や SVG にも力を入れている.高い技術の情報が Web を自由に利用したい障害者には重要である.その他にはアクセシビリティーの悪い Web サイトの修復などもある.

以上のように Mozilla は全てを並べられるわけではないがあらゆる種類のアクセシビリティーの刷新に寄与する環境を提供出来るのだ.

Firefox 3
Firefox 3 は次期メジャーバージョンであるが多くの野心的試みを持っている.小さいエンジンでで速く安全で標準に更に適合しフルページの拡大縮小 XForms のサポート、Linux、Mac OSX でのアクセシビリティーの向上等々である.またダイナミックページのアクセシビリティーの向上なども目指している.

標準の影響とコミュニティー
我々は3つの主要なプラットフォームのアクセシビリティー API に携わるという得意な位置にいる.そこで我々は有用なフィードバックを受けている.Firefox の開発者はそれらを更に強化しお互いにシンクロナイズされたものにしようとしている.そして他のプロジェクトが参照出来るドキュメンテーションを作成するなど我々はいわば灯台の役割を果たしている.Mozilla のコミュニティーでは以前なら知られていなかったアクセシビリティーについて議論が出来るようになっている.

補助テクノロジーのサポート
(障害者)補助テクノロジーの開発ベンダーを今まで同様にサポートしていくつもりだ.現在まで Window-Eyes、JAWS、Dragon Naturally Speaking などを支援してきたが今後ますますその数は増えていく予定だ.障害者が使っているツールに不満があればベンダーに連絡すると良い.そして Firefox チームがその支援を行っていると言うことを知らせて貰いたい.

参加

常に新しくエキサイトなことが起こる.このプロジェクトに誰でも参加出来るのだ.技術がなくても時間がなくても参加出来る.テストやその報告や単に書き込むだけのことでも我々の役に立つのだ.それらは皆よりよい決定をするのに役立つのだ.

(訳注:以下は Firefox のダウンロードサイトや Mozillazine forum やメーリングリストなどのリンクで省略しました.また更に最後にこの書き手についてのことが短く載っていますがそれも省略です.)

今まで知らなかった Firefox の側面を見た思いです.タイトルは前半だけしか読まずに付けてしまいましたが 「Firefox とアクセシビリティー」にすれば良かったと今更ながら思います.

[to index]  [to top]

06/11 ■(11/5) 弁明

今日は昨日の続きで IBM のAaron Leventhal の記事と思っていたのですが一昨日伝えた Mozilla の Firefox が稼ぐ収入に対してフランスのブログを中心に論議が起こっているという問題、それに対する「弁明」を Mozilla Europe の Tristan Nitot が Standblog - Les revenus du projet Mozilla en question (et mes réponses) (vendredi 3 novembre 2006) (Mozilla プロジェクトの収入そして私の解答)に載せているのでこちらの方が時事性があるのでざっと翻訳しておきます.

数ヶ月前 Mitch Kapor が「Mozilla は数千万ドルの収入を生み出している」といった(Mitch Kapor は Mozilla Fundation の理事.About the Mozilla Foundation では名前がトップに載って理事長みたいですね.).これについては全く収入を得ていない時もも Mozilla の中では公開で話しあわれている.最近になってこのことに関して悪口をいうものが出てきた.その言わんとするところはは Mozilla は億万長者でありそれを恥じていて巨大な陰謀(フリーメーソンや頭の変な宗教だあるかのごとく)で貢献者達を騙そうとしているというものである.真実は全く違う.私はこの問題を明らかにしたいと思う.確かに Mozilla は多額の収入を得ている.それはよいことである.後はどうでも良いことだが無知な人々によって流布され歪められ、(これは私見だが)自由の発展を快しとしない人々によって話が拡大されている.

以下一問一答形式でこの複雑な問題を概観してみよう.尚、何か思いついたらその時点でこれにつけ加えていくつもりだ.

Mozilla はこの収入について公表していない.

Firefox 1.0 がリリースされた日(2004年10月8日)Mitcel Baker が パートナー企業との商業活動について言及している.

その後 Mitch Kapor が数千万ドルという数字を公表した.

同様に理事会メンバーで長年の貢献者である Chris Blizzard が収入を得ているということはよい知らせであると詳しく説明している.これは3月のことである.

また Mozilla Foundation は財政状態を公開する法的義務がありそれの従っている.

最後の問題は何故正確な数字を公表しないかであるがその理由は簡単である.パートナー企業から企業戦略上数字を公表しないよう求められているからである.これは私が Jérôme Bouteiller の Mozilla mal à l'aise avec les millions de dollars générés par Firefox(Mozilla は Firefox で数千万ドルを稼いで気分が良くない) に応えたものである.私の方はちっとも気分悪くないが、 Jérôme も分かって貰えるだけの理性の持ち主だと思うが...(訳注:この記事が問題の発端になったらしい.)

Mozilla は営利プロジェクトになるのか?

これは既に私が以前触れた問題である.簡単に応えれば「いいえ」である.もっと長い答えは Mozilla Corporation について を読んで貰いたい.また英語だと、Mozilla Fundation の再編FAQ を読んで貰いたい.

Mozilla は数千万ドルで身売りした次の Jboss になるのだろうか?

Mozilla Foundation は「公益のために活動をする利益のためではない」組織である.言い換えると収入は公益のために投資され株主が分配してはならないということである.

Mozilla Corporation は100% Mozilla Foundation の子会社でつまり Mozilla Foundatio の株主は Mozilla Foundation であり、両者は共通の利益と目的を持っている(使命を共有している).

どのように貢献者に報酬を与えるのか?

全ての大きな貢献者達(フルタイムのという意味)は私に知る限り Mozilla に直接支払われるかまたはプロジェクトに参加している企業(IBM、Novell、Red Hat、Google 等々)から支払われている.更にボランティアとして参加している貢献者がいて質の向上やローカライゼーションにとって極めて重要である.彼等はそれぞれ自分の動機から参加していて恐らくそれは金銭のためではないであろう.だからといって上で述べている以上に Mozilla は収入を得ていてそれをどう分配するかは問題である.そしてその為に Mozilla は7月始に人を雇いその人物に分配方法とそのドキュメントの作成を依頼している.その作業過程は Seth Bindernagel のブログ で見ることが出来る.如何に透明であるかが分かるであろう.もっと目に見えるようにするべきなのだろうか.私はそうは思わない.これこれの貢献者がテスト用のコンピューターが提供されたとかある会議に出席の費用が支払われたとかその度に記者発表をする必要はないだろう.

Mozilla は悪魔に魂を売っているのであろうか?

そんなことはない.Mozilla が収入を得ているのは悪魔に魂を売ったからではない.Mozilla にとって金銭は手段でこそあれ目的ではないのだ.企業のモデルとはその点が全く違うのだ.そこが分かって貰わないと多くの企業モデルから Mozilla を類推されてしまう.恐らくそこから Mozilla の収入に関して多くの無理解が生じているのではないかと思う.

Mozilla は営利目的はないのである.それは Mozilla Europe でも Mozilla Foundation でも同じである.営利目的がないからといって収入を得てはならないというのではなく、もし収入を得たならそれを株主の利益にしてはならないと言うことだ.

Mozilla プロジェクトで金銭に関する決定がどのようになされているかもう少し理解して貰うには Mozilla の3原則 を読んで貰うのがよい.

Mozilla は余りにも Google の支配下にあり過ぎるのではないか?

これについては過去に大きく採り上げた.今年の初めに「Firefox, les standards et l'avenir du Web(Firefox、標準と Web も未来)」という題名で5回にわたって書いた.

フリーソフトウェアーというのは偽善なのではないか?

「フリーソフトウェアーを偽善呼ばわりするのは止めにしよう.そして素晴らしい職場を作り出そう.そこが本当の雇用を生み出し本当の税金を払うのだ.」とジャーナリストの Jérôme Bouteiller は書いている.彼は同様にそれが出発点であるかのように非営利の活動の効果を示している.

そこに価値を創造することへの本当の誤解があるのだ.雇用を生みだし税を納める職場を作ることは価値を生み出す一つのやり方ではあるがそれだけではない.Mozilla が数千万人が使うフリーソフトウェアーを作るときそこでも矢張り価値は生み出されているのである.確かにその価値は内在的なものであろう.そして経済的価値はその余白に過ぎないのだ.しかしそれは現実なのである.私が最近書いた Mozilla に投資し、アクセシビリティーを押し進める理由 で述べた IBM の文章や(訳注:この文章は昨日筆者が要約した部分です.)、Cédric Ingrand の文章が説明になる.Cédric Ingrand は夢想家の巣などではない LCI に勤めるジャーナリストであるが彼の説明では「IBM が Linux をインストールしたり(Tristan Nitot の挿入 Mozilla に投資したり)を熱心にやっているのは何も慈善活動としてではない.腕を振り上げ絶叫しながらではなく白いシャツとスーツ姿で契約を結ぶのだ.」

最後に付け足しておくと、Mozilla Corporation はパートナー企業から収入を得て、Fundation の方では免除されている税金を支払う為に創設された.そしてその収入から開発者を雇用しているのである.2003年の7月に Mozilla Foundation が設立されたときにはたったの10人しか雇用していなかったのが今では70人になっていることを思いだして貰いたい.先週 Mozilla の Mike Schroepfer から聞いたが更に人数は増えるということだ.そう確かに Mozilla は直接間接に雇用を生みだしている.Mozilla がなければ Disruptive Innovations とか AllPeers, とかあるいはその他の職場は存在しなかったであろう.勿論それは Microsoft のエコシステムと比べれば小さなものでしかない.しかし3年でやっと雇用者数が70人になった組織が31年で7万1千人の雇用者を抱えた企業の競争相手なのだ.

(この後、この問題に触れたたくさんの記事にリンクがついていますがそれは全部省略です.)

うっかりこんな長いものだとは思わず訳し始めてしまいました.地域によってものの見方が本当に違いますね.この問題が最初明るみに出たのは3月の半ばから末に掛けてアメリカのジャーナリズムからで同じ頃日本にも伝えられ、Mitchell Baker が何度か分配方法や計画について触れてそれについてアメリカでも日本でもブログで騒ぎ立てる様なことはなかったのですがフランスでは今になってブログが中心に騒ぎ立てています.

[to index]  [to top]

06/11 ■(11/4b) 3つの拡張

恒例の3つも拡張 えむもじら 「 Firefox 2 にインストールする3個の拡張機能募集」2006年11月3日(金) に応えます(後でコメント欄にも書いておきます.).2つは直ぐ出てきます.3番目は悩みました.

  • Tab Mix Plus
    筆者はたくさんタブを開きます.主にこの記事を書くためです.その為に多段タブ、セッションの再現が必要です.辞書も良く引きます.その為にはカレントページの直ぐ右に新しいページが開きフォーカス新しいタブに移り、閉じるとフォーカスがもどる.こうした機能を全部備えているのは今のところこれしかありません.
  • Sage
    Google Reader に乗り換えても良いのですが登録した膨大なフィードを移すのが面倒です.Firefox 以外の別のフィードリーダーを使うのは論外です.
  • MR Tech's Local Install
    結局これにします.一応拡張紹介サイトですから拡張をインストールして調べるのに有った方が何と言っても便利です.

次点:Der Browser Timer
タイマー付きの時計で筆者の Firefox にはなくてはならないものです.目が自然とそこに行きないと不安に襲われます.
おおしまった!Gmail Manager を忘れていました.これは1番目にないとメールが読めない.今では主なメールは Gmail を使い、Thunderbird ではメーリングリストとスパムしか来ません.でももう出してしまったので...これが一番で従って MR Tech's Local Install は落選です.

ついでにテーマの話.昨日 Update Notifier がテーマのアップデートを知らせてきました.びっくりしてみると Modern Aluminum でした.開発中止と聞いていましたが Firefox 2.0 対応版がそれも Mozilla Add-ons に載りました.筆者は Mozilla Suite の愛好者で(そのテーマに惹かれて)あったためそっくりのテーマで今は無き Mozilla Modern を使っていました.しかしこのテーマは今はありません.その代替として第一に Modern Aluminum 第2に Phoenity Modern を使っています.Modern Aluminum と Phoenity Modern は今では殆ど同じなのですが後者はボタンが大きすぎてカスタムで小さくしています.しかし予備であるはずのものでも両方とも健在なのは嬉しいことです.また Phoenity Modern は Firefox 3 対応版もあるので安心して Firefox 生活が送れます.これらの Modern テーマがなくなれば SeaMonkey への乗り換えも考えなくてはなりません.

06/11 ■(11/4) IBM と Mozilla

これは IBM のAaron Leventhal という人が語る Firefox: An open source accessibility success story (October 2006 By Aaron Leventhal, Web accessibility architect, IBM) です.Mozilla の始まり以来ずっと Mozilla で仕事を続けているようです.非常に長いので要約ですが一回では終わらなそうです.

Introduction

6年前2000年まだ Firefox が存在していない頃私は Mozilla のアクセスビリティー関係の仕事を始めた.そのころ Mozilla のブラウザは Mozilla Seamonkey (訳注:現在の SeaMonkey は名前を引き継いでいるがこれはコードネーム)と呼ばれメールクライアント、アドレス帳、HTML エディターをそなえ、商用には Netscape 6 と呼ばれたものであった.当時このブラウザは本当の信奉者にさえ格好悪い複雑なものに見えたし、そのうえ市場シェアーは小さいしエンドユーザーにも企業のシステム管理者にも殆ど注目されていなかった.

しかし、私もその一人だが Mozilla には真の信奉者がいたのだ.オープンソース化は多くの影響を与え多くの人が集まり誰か個人のものではない 未来の Web を展望した Mozilla プロジェクトが続けられそれは Netscape の大量解雇によっても妨げられることはなかった.

却って Netscape の大量解雇が Mozilla プロジェクトの力を強めたとさえ言える.ある者は技術や標準化によって又ある者は Web を一般の人にとってよりよくするという動機で熱情は高まっていった.

2004年になって IBM アクセシビリティー関係の Richard Schwerdtfeger に Mozilla にとってアクセシビリティーの重要さを指摘され彼は私を IBM のチームに招いてくれた.Mozilla プロジェクトは短期間に小さく速いブラウザを創り上げそしてこの年11月には Firefox が世に出されたのだ.まるでロケットを打ち上げたかのようにたちまちにしてオープンソースプロジェクト最大の成功例の一つになってしまった.2005年に Firefox 1.5 が出るとアクセシビリティーにおいてオープンソースのアプリケーションとして最初に評判を得たのだ.

IBM の関与

オープンソースは否定的イメージを抱かれている.宗教じみているとか理想主義的であるとかである.では一体 IBM にとってどんな利益があるのであろうか?IBM は以下のようなビジネス戦略を持っている.

  • 世界中何処でも使用可能なブラウザを持ち Web アプリケーションを強力でアクセシビリティーのあるものにする.
  • 開発者にアプリケーションが機能するツールとミドルウェアーを売る.
  • それらの強力なアプリーケーションのホストとして機能する.
  • 顧客の助けになり Web アプリケーションを開発するサービスを売る.
  • 顧客の必要に応じて OS が問題にならないソリューションを提供する.

標準をベースにし進展可能で最優先は障害者にも使えるものを求めているのだ.しかし Web ブラウザを IBM ご独自に開発するには費用がかかりすぎる.そこでオープンソースを取り入れ人的金銭的資源を投入することに決めたのである.このようにオープンソースの Web 標準とそのコミュニティーをサポートしていけば他のブラウザもそれに追従するはずである.

デスクトップを Web に

IBM が Firefox の仕事をやり出した頃 DHTML あるいは JavaScript アプリケーションの人気が高くこれは静的な Web の限界をうち破るものであった.しかし未だ不十分であったところに IBM が Mozilla にもたらしたコードはそれを更に押し進めるのに役立った.デスクトップのマウスやキーボードを使ったツールの双方向的体験を Web で実現させるものであった.

AJAX 革命

そうした中でダイナミックで双方向的技術としての AJAX が Web アプリケーションが注目を浴びるようになってきた.ページを読み込み直す必要なくデータはサーバーから送られてくる.これは Web の双方向性とスピードと使い勝手を良くするもである.Google の Gmail や Map はこの技術に基づくものである.更に多くのアプリケーションが Ajax を用いて作られているが、アクセシビリティーという大きな問題を抱えている.

共同共有的な Web は Web 2.0 という名で呼ばれている.これは単独の技術を呼ぶのではなく、この名で呼ばれるものは AJAX やマッシュアップや RSS フィードやタグ付けや Wiki そしてブログなどを備えたものを総合して呼んだものだ.しかしながらこれらの動的サイトは静的サイトにあったアクセシビリティーを欠いている.障害者のための Screen Reader 等が対応出来ないのだ.

大分飛ばしながらの要約でした.何だか出だしが Mozilla の話でそれが IBM の話になり Ajax の話が障害者のアクセシビリティーの話へと移っていき纏めにくい文章です. 明日も続けますが Firefox 中心の話になります.

[to index]  [to top]

06/11 ■(11/3c) お金の話が再燃

ZDNet.fr - Polémique sur la rentabilité de la Mozilla Foundation (2 novembre 2006) (Mozilla の収益性についての論争)によると Firefox 2 が出てからフランスのブログを中心に Mozilla がフリーソフトウェアーでありながら Firefox が数千万ドル(数十億円)の大金を毎年稼いでいることに非難が出ていると伝えています.

この記事では Google や Yahoo や Amazon などのデフォルトで搭載される検索エンジン企業からの収入が主であるという事実、Mozilla 自体は70人ほど雇用していて更に300人ほどの Sun、IBM、Red Hat、Novell、Google などから技術者が各社持ちの費用でプロジェクトに参加していること、そしてその他多数のボランティアの開発者が加わっているいることを紹介し、さてその稼いだお金はどうするかというと今のところ2月には30人程度の協力者が会議に招かれたし、また定期的に世界中から貢献者を Mozilla Fundation の所在地である Mountain View に15日ほど招き交通費、宿泊費は Mozilla が出すということになっていて、更に貢献者に対する報奨金をどう分配するかの計画が作成中だと伝えています.

これらのことは既に日本では知られたことで、Firefox のシェアーがあんなにも高いフランスで今頃問題になるのは却って驚きです.

06/11 ■(11/3b) 嫌な出だし?

昨日の XiTi Monitor の景気の良いシェアーの話、しかし IE 7 の日本語版が出たとのこと少しはシェアーに影響が出ているかなと当サイトのアクセスログを見るとこれまでずっと 0.x% 多くとも 0.7% で決して 1% を越すことのなかった IE 7 が 1.8% です.誰が喰われたかというと、..Firefox なのです.1% 以上減っています.情報にめざとい Firefox ユーザーが試しているだけと思いたいです.その証拠は IE 6 が減っていないからです.本来は IE 6 のユーザーが IE 7 にアップデートだと思うのですが、Firefox ユーザーが敵はどんなものか試しているのであろうと楽観視したいところです.
ところで Firefox 1.5.0.8 の RC 2 が FTP には載っていますね.確か11月1日という予定ではなかったかと思うのですが遅れているのでしょうか?これが出れば皆自動アップデートで 2.0 への移行は増えるでしょう.筆者が聞いた範囲では Firefox の情報など知らない普通の人は全員 2.0 には自動アップデートだと思っているようでした.

06/11 ■(11/3) Firefox 成熟

昨日は IE 7 の日本語版が出たというニュース、これは全く偶然でこの文を見つけて書きだした後からそれを知ったのですが何とも時宜に適っていました.IE 7 を使おうという人は先ず読んで貰いたい文章です.一層「IE 7 の日本語版リリースを祝して」という題にしたかったくらいです.Louis Naugès - Firefox, la maturité. (01/11/2006) (Firefox 成熟)はフランスでの Firefox 2 のリリースのお祭り騒ぎを伝えています.長いので以下要約です.

2006年の10月末は市場をリードする2つのブラウザが相次いで新しいバージョンをリリースした時として記憶されるであろう.Microsoft の IE と Mozilla の Firefox である.Opera や Safari を忘れたわけではないが何といってもこの2つで市場の90%以上を占めるのである.

パリの夕べ:Firefox 2 のリリース

ローリング・ストーン以上の盛況でチケットはあっと言う間に売り切れだ.定員400人のところ1500人の申し込みがあったという.Mozilla ヨーロッパのトップである Tristan Nitot は懸命に全員招待出来ないことを弁明しなくてはならなかった.私は幸い招待されていた(有り難う Tristan).

カクテルパーティーに先立って記者会見が催され Mozilla の Christopher Beard と Mike Schroepfer が数十人の記者に適切に応えていた.

このパーティーは社交の場である前に Firefox が何故重要かを説明する場でもあった.パーティーのスポンサーはイル.ド・フランス(訳注:リンクは訳者)の地方議会で第7区に Mozilla の為に会場を用意してくれた.参加者の90%以上がTシャツ(Firefox Tシャツ?)でネクタイ着用は10%にも満たないのは面白いことだ.議会のスタッフまでそうなのだ.Tristan に Firefox 蝶ネクタイを作ったらどうかと勧めねばなるまい.
地方議会の議員で社会党の党首が議会の PC の Firefox の素晴らしさを演説した.別の議員が競争を活性化させたフランスのオープンソースのコミュニティーに賛辞を送った.(訳注:恐らくこの地方議会では Firefox あるいはオープンソース製品を地方政府で使用すると決議しているのだと思います.東京都が Firefox 採用を決めるようなものです.)

Firefox 2.0 か IE7 か

リンクは白熱している.2年経って漸くこのモダンブラウザの両雄が相見えることになったのだ.2001年以来固まってしまった骨董品の IE 6 は退いて貰って Firefox と IE 7 の対決である.多くのインターンネット利用者はこの対戦を大いに期待したことだろう.

ところが残念なことに試合は Firefox の一方的勝利で Firefox 2.0 は IE 7 に KO 勝ちしてしまった.この一週間たくさんの記事を読んだが一つとして IE 7 の勝ちないしは互角というのは見つけられなかった.

この短期に終了してしまった試合の後きっとダビデ(Firefox)がゴリアテ(Microsoft)をうち負かせた図を想像するであろう.ダビデに倒されたゴリアテが再び闘いに挑戦するなんていう話は聞いたことがない.今後5年は IE 7 が Firefox に勝てるなんてことはないであろう.

幾つかの Firefox 2.0 の長所

IE 8(2011年?)まで待たないと駄目だろう(訳注:この年号はまた次が出るまで5年罹るという皮肉).それはさておき Firefox が何故優位なのか理由を見てみよう.

技術革新:は誰が見ても明らかであろう.タブやポップアップのブロック等々を見れば.
軽快さ:記者会見の間、責任ある技術者にとって新しい機能を追加するということがその機能が大多数のユーザーにとって必要不可欠と判断されない限り追加するかどうかは肥満との果てしない戦いであると主張された.
使い勝手の良ささ:簡単に使えるということに開発の全精力が傾けられた.
拡張:本体を重くすることなくユーザー各自が必要とする機能が導入出来、専用サイト からインストール出来る.
選択出来るアップデート:各新しいバージョンはアップデートを勧められるが強制ではない.一方 IE 7 は強制的にアップデートしてしまうのではないかと思われる.
他言語:Firefox 2.0 は37カ国語でリリースされたが Tristan は後2カ国語は数日遅れると述べている.何語だったかは忘れたが.IE 7 は英語だけだ.お話しにならん.(訳注:昨日になって日本語その他がリリースされました.)
マルチプラットフォーム:Windows、MacOS、Linux で使うことが出来る.しかしどんなに頑張っても私の Mac で IE 7 を試すことは出来ない.
マルチ OS :Windows XP SP2 を使っているならあなたは IE 7 を利用出来る数少ない幸せ者の一人だ.他の OS では使えないのだ.グレードの高い IE 7 は Windows Vista でしか使えないし.

以上は全てを網羅しているわけではない.多くの読者はもっと長所を挙げるべきだと私を非難するかも知れないが、私は IE 7 を虐殺してしまおうとは思わない.

システム管理者の為に:ブラウザ、2007年の行動計画

私は企業のシステム管理者が新しいブラウザに乗り換える前に IE 7 の到来を待っていたのが理解出来る.彼等は Microsoft が5年の歳月を費やし人的財政的資源を使って IE 7 を競争相手よりもっと質の高いものとして出すことが出来たはずだと思ったことであろう.
期待は裏切られた!管理者は顧客企業によりよい製品を提案しなくてはならない.Firefox の優位は大衆以上に企業にとって重要なことだ.

システム管理者に合理性や論理性があるのなら Firefox の普及の遅れをどう説明出来るのだろう.以下7つの IE 6 から Firerfox への乗り換えを勧めるごく簡単な手だてを書いておこう.

  • 決定を全ての利用者に知らせる.
  • 既に Firefox を使っている全ての人に協力を依頼する.恐らくその数の多さに驚くであろう.特に技術者の使用者数には.
  • マーケティングのために論拠と Firefox への変更の利点を用意する.何人かのサラリーマンに体験談を語って貰うと一層いい.
  • どうしてもあった方がよいと思える拡張を選んでおく.但しあまり多すぎないように注意しよう.
  • 各部門に Firefox 2.0 をインストールする.
  • 社内のイントラネットで標準の無視のため動かない機能を全てリストアップしておく.これはイントラネットのシステムを再構築するとき役に立つであろう.移行期間中は取り除くことの出来ない IE 6 は使わざるを得ないであろう.
  • 外部向けの問題点もリストアップしておく.パートナー企業や出入り企業の関与するアプリケーションの問題点である.上手くいかないサイトなどにメールを公式の形で送付し適合を促しその日程を知らせる.

リスクも資本の投下も無しに出来る今後数週間で出来る仕事である.

今年のクリスマスにはサンタクロースの袋から全ての協力者に赤い小さな狐が出て来るであろう.システム管理者の誰一人この提案に反対しないと確信している.

このブロウの作者はこれまで Microsoft の変化を書いたものを紹介してきて幾分 Microsoft よりの人なのかなと思っていたのですがこの Firefox への肩の入れ様には驚きました.ブログの別の記事で Tistan Nitot から上に書いたパーティーへの招待状を貰った喜びを書いていましたが幾分それへの答礼はあるでしょうがそれにしても大変なものです.

「同じブログで紹介したもの」
(9/15) ブラーボー、マイクロソフト
(6/19) マイクロソフトのこと
(6/25) マイクロソフトのこと(その2)

[to index]  [to top]

06/11 ■(11/2c) ダントツにリード

前回 Firefox 2.0 と IE 7 のベータ版同士の争いとして Firefox 2.0 がかなり迫っている様子を記録した XiTi Monitor ですが今回は正式版がリリースされた直後の数字を出しています.グラフの図形だけを眺めていきます.(但し統計はフランスのサイト中だけに限っています.またこの時点でフランス語版の IE 7 は出ていないので喜びすぎてもいけません)

一番上の折れ線グラフは全てのブラウザの中での両者のシェアーです.正式版がリリースされてから急速に Firefox 2.0 が伸び IE 7 を圧倒しています.
二番目の棒グラフ、IE + Firefox = 100% としてあります.左側が全てのバージョン.右側が新しいバージョンです.
三番目の棒グラフ、も二番目と同様のグラフですがこれが前回のベータ対決です.
四番目の折れ線グラフは10月16日(月)から10月29日(日)を日を追って伸び率(パーセント)を見ています.実線がそれぞれ全てのバージョン、破線がそれぞれの新バージョンです.(IE 7 のリリースは10月19日、Firefox 2.0 は10月25日)

06/11 ■(11/2b) 拡張の検索

Firefox 2.0 になってから検索バーに登録する検索エンジンの作り方はうんと楽になって筆者もその後幾つも作りました(ここに置いてありますと宣伝).Mozilla Add-ons のも XML 形式で作り直したのですが、不思議に思うのは何故 Mozilla Add-ons は OpenSearch か MozSearch を設置しないのでしょう.

ところで ばんぺ〜ゆっ♪ 「Firefox Extension Searchを作ってみた。 」 2006年11月01日 で知ったのですが Google のサービスで幾つかのサイトをサイト内検索として登録出来るというサービスがあるのですね.それでこのブログでは幾つかの日本語の拡張紹介サイトを横断して検索出来る Firefox Extension Search を設定してくださいました.当サイトも中に入れて頂き有り難うございます.このサービスの上のリンク先は Gmail のアカウントがないと使えないかも知れません.見たところログイン状態になっています.

そこで当方もその検索を検索バーに登録出来る Firefox Extension Search「Firefox Extension Search」検索エンジンのインストール、右上の検索バーに登録 を作りました.Firefox 2.0 以上で JavaScript が使用出来れば登録出来ます.ここのリンクをクリックして下さい.

06/11 ■(11/2) Firefox 2.0 レビュー2つ

まずは2ページに渡る WIRED NEWS - SA Tale of Two Web Browsers (Oct, 26, 2006 By Michael Calore) ですが最初の方はとにかく2つのブラウザといえば Firefox 2.0、IE 7 に決まっていて最新版の機能の説明で特に他と変わったところはなく今更読んでも意味ないので最後の「判決」だけ以下ざっと訳します.

判決

2つの理由で Firefox の方が優れている:即ち、革新と使いやすさでである.

双方ともモダンブラウザの機能を備えている.だがマイクロソフトはそれらの機能を導入したばかりである.一方 Firefox はそれらを洗練させ、強化し更に使いやすくするのに充分に時間を掛けている.IE 7 は検索バーを統合したが Firefox のは自動推測機能やもっと進んだ検索エンジンの管理機能を搭載している.IE 7 が搭載した RSS フィード機能より Firefox のは登録するフィードリーダーを選択出来るなど優れている.

マイクロソフトの新しいブラウザは Firefox(Opera や Safari も)が既に遠の昔から持っていた機能の幾つかを導入しただけである.恐らく Mozilla のオープンソースという枠組みがそれらの先進的なものを急いで取り入れるのに寄与したのであろう.たといそれらが自前のものでなくてもだからといって Mozilla の先進性を貶めるものではない.

Firefox のタブ機能も使いやすさという点で素晴らしい.すっきりした造りの閉じボタンは各タブ上にあって現にページを開いているタブでなくてもたくさんのタブの中で使いやすく Firefox 2.0 の細かな配慮が感じられる1例である(訳注:こんなうるさいもの取ってしまっているから覚えていないのですがデフォルトだとアクティブなタブとマウスがポイントしたタブに現れるのだったと思います).またページ内検索も見つけにくい語が簡単なキー操作でポップアップ無しにできるのは素晴らしい.

Web 標準に関していうと、マイクロソフトは IE 6 に残る標準の問題点を多く修正したといちはやく宣言した.しかし標準に忠実な Firefox も負けじと IE 7 がサポート出来ていない点を指摘してきた.あるブラウザが他のブラウザーではサポート出来ている機能をサポートしていないと不平を言う開発者や否定主義者や偏見を持った個人は常に存在するだろう.そうした論議から耳を反らさず、Web 標準の重要性を過小評価しないにしても、Firefox 2.0 と IE 7 の両方とも Web 標準をサポートしていて現在の Web のページでは充分によいことだと思う.

マイクロソフトは自分のところのブラウザを標準にしようとしていると批判を受けてきた.それが事実かどうかは別として圧倒的なブラウザの市場を獲得してしまった以上そうならざるを得ない位置にいたのだ.しかし皆から散々罵られた汚名を IE 7 からは返上しようとしている.新しい Internet Explorer はまだ完全なものとは言い難い.しかしその改善点を見ると以前の Web に害悪を流した孤立した戦略は今後遠ざけていくように見える.

2つ目のレビューは IT media エンタープライズ 「レビュー:Firefox 2.0に施された堅実な改善点」2006年10月28日 という4ぺーじに渡る翻訳記事ですがこれも「マイクロサマリ機能」に触れている点を除けば他と似たり寄ったりなのですが4ページ目の最後の「Firefoxの今後」は幾分注目出来ます.

ベルツナー氏の語るところでは、Mozilla開発陣は機能拡張のインストールないしアンインストール後におけるブラウザの再起動を無用化しようと構想しているそうである。最も現行のFirefoxを見てみると、スタートアップ時に機能拡張を登録する必要があるので、現在のコードベースのままでそれを実現するのは無理があるだろう。

また同氏は、今後Firefoxのユーザーはより頻繁に実験的なビルドに遭遇することになり、機能拡張や新規ビルドの形でFirefox Labsの開発する新機能を体験することになるだろうとしている。現状でそうした新種のビルドが完成している訳ではないが、ベルツナー氏によると、実験的な機能を取り込んだFirefoxが世に出されるのは、そう遠い未来の話ではないとのことだ。

Firefox開発の最先端をフォローしたいのであれば、今のうちからFirefox 3.0コードベースを視野に入れておくべきだろう。Firefox 3.0については開発計画およびナイトリービルドが公開されているが、これらの完成度はファイナルバージョンのFirefoxはもとよりβリリース以前の段階にあるはずなので、試用する場合はそれ相応の覚悟が必要だ。実際、わたしが最新版のナイトリビルドを試したところ、起動させただけでsegfaultが発生した。

現行の暫定的なスケジュールによると、3.0リリースは2007年5月に予定されており、feature freeze(機能の凍結)および最初のβリリースは2月末とされている。

[to index]  [to top]

06/11 ■(11/1c) Firefox 2 と Linux

cbeard's mozilla blog - Mozilla and Ubuntu (October 26, 2006) というのが出ていたのを気づきませんでした.Debian 問題でごたごたした Linux の問題 Q&A 形式で纏めています.それを更に以下のように纏めました.

  • Ubuntu は完全に Mozilla の Firefox 2 を配布する
  • Red Hat、Novell その他も同様で現在 Mozilla と共に準備中
  • Ubuntu の配布する Mozilla Firefox 2 と Debian の配布するものは違うものである
  • この違いは Debian の IceWeasel と呼ばれるものは Mozilla のコードに Debian 独自のパッチを当てたものである.一方、Ubuntu のは完全に Mozilla の公式な Firefox 2 である
  • 具体的な違いはユーザーエージェントの文字列、フィードビューアーそして商標.もっと重要なのは何処と特定しないがコードの違い
  • 今後も Ubuntu と Debian の配布するものは異なるかどうかは彼等内部の話で分からない
  • Thunderbird についても同じことになる

上で省略しましたが、Mozilla はどの Linux ディストリビューターとも同じような姿勢(Mozilla 製品の質と機能を損なわずユーザーの Mozilla 製品への期待に添うような)で協力を惜しまない旨が書かれています.

06/11 ■(11/1b) Feed のスタイルシート

昨日はサボったわけではないけれども今日はもう一つ書けました.例の Firefox 2.0 のフィードプレビュー画面にユーザー設定のスタイルシートが適用されない問題、Another 朝顔日記 「Enhanced Feed Preview 」06-10-31 (Tue) で対応した拡張を提案されていましたが今朝 A blog? with Σαιτω 「Firefox - XSLT」2006-10-31 Tue にその拡張があると書いてあったので早速インストールしてみました.なるほどスタイルシートは適用されます.しかしAnother 朝顔日記 「Enhanced Feed Preview 」にある4.5.の条件が満たされていません.つまり登録するボタンが有りません.設定があるかなと思って見ましたが設定自体が有りません.登録ボタンがなければ折角の機能を単に使用出来なくするだけです.フィードの XML を作者のスタイルシート(設定があるなら)で見たい.そこからフィードリーダーに登録もしたい.この2つの条件が欲しいところです.筆者自身は作者のスタイルシートは諦めてもせめて投稿日時を表示して貰いたいと思います.しかしこれは恐らく本体の機能で駄目なのかな?

ついでに A blog? with Σαιτω 「良く分からないレビュー」2006-10-30 Mon も気づきました.いつもながら当方の失敗の御指摘有り難うございます.

06/11 ■(11/1) xHTML

初めて採り上げるブログです.LiBerT - Ré-inventer le HTML (le dimanche 29 octobre 2006 Par Deeder) です.最近の Tim Berners-Lee のブログの記事「HTML の再発見」について語っています.XHTML ではなく HTML という話し最近時々見る話題ですがどうなのでしょう.そう言う考えを知るまでは XHTML はバージョン2を待つばかりだと思っていたのですがそうではないのですね.

いやいや、私の方から異端視する積もりなどはなく、これは Web の発明者と考えられている Tim Berners-Lee の本当に新しい気まぐれである.彼 はWeb の3つの主要なテクノロジーの発明者なのだ.Web でアドレスを知る方法、HTTP というプロトコル、HTML という言語だ.そして彼は W3C のトップにいる.彼は HTML を進化させることを主軸とした新しいグループを創るため xHTML2 (全てをではないまでもその一部)を見限るつもりだ.

一体どういうつもりでそうするのだろうか?Tim Berners-Lee にいわせれば急に XML の書式に移るという企ては上手く行くはずないということだ.HTML のユーザーはそれほどにもたくさんいるのだからと.以下にLaurent Gloaguen の翻訳から引用しておく.(訳注:上の Tim Berners-Lee の分の一部が仏訳されていてリンクはそれです.)

何年か後になってみれば、幾つかのことが前より明らかになった.それは徐々に HTML に追加して進化させいくのが必要だということだ.から属性の値をコーテーションで括ったり空タグにスラッシュ「/」を入れたり名前空間を設定するといったことを一気に行うなんて上手くいくはずがない.HTML を書く大衆は動かなかったし何よりもブラウザが不平を言わなかった.幾つかの大きなコミュニティーは移行して整形式(well-formed)の XML 文書の実りを満喫しているかも知れないがそれが全てではない.HTML を維持し少しづつつけ加えその一方で力強い整形式の世界への移行もやっていかなくてはならない.

この議論は絶えることないであろう.私自身は懐疑的であるにしても、これが Daniel Glazman の気に入らなくはないだろう.彼は自信のブログで更に先まで行ってあちこちに四散溶解してしまわないためにも xHTML の開発は完全に一時停止すべきであると明言している.

全ての新しい試みが過去のしがらみとの調整でなかなか進まないものですが何処かでパラダイムがチェンジすれば嘘のように移ってしまいます.XHTML がそうなるきっかけは何だろう?

[to index]  [to top]