Mozilla Firefox Thunderbird の拡張あれこれ - MEMO
Permanent Links(2006年7月)

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以下はパーマネントリンク

06/07 ■(7/9c) Mozilla Japan のイベント

昨日は秋葉原でイベントがあったみたいでその報告どこかに載っていないかと探してもみつからないでいたら ばんぺ〜ゆっ♪ 「Firefoxの街頭イベント2 」2006年07月09日 経由でありました.AKIBA PC Hotline!「メイドがFirefoxのプロモーションで活躍、CD配布中」2006年7月8日号 です.

メイド姿にたまげてしまう人も多いかと思いますが Mozilla Japan が色々イベントを行っていくことは基本的に良いことなので何も言いません.メイドについては「『なぜFirefoxでメイドなのか?』という点については、「秋葉原でやるという点を考慮してユーザーコミュニティ側から自然発生的にでてきたアイデア」とのことで、このあたりもオープンソースの文化に沿ったものという。」と書いてあります.この記事の URI に impress.co.jp という文字がありますがこの辺りがスポンサーなのかなという感じがしました.

06/07 ■(7/9b) Opera CEO のインタビュー

昨日はどなたかがスラッシュドットジャパンに投稿して拙訳の Blake Ross のインタビューにリンクを貼ってくださったのでアクセスが集中して夜11時過ぎに30分ばかりサーバーがダウンしてしまったようです.アクセスが集中したといってもたかが知れているし、今までそんなこと無かったので困ったものです.それはさておきそのスラッシュドットジャパンの記事の中にもう一つ別のインタビューへのリンク、窓の杜 「Opera Software”CEO、Jon S. von Tetzchner氏インタビュー」06/07/06 がありそれを読んでみました.Tetzchner 氏は例のアメリカまで泳いで行くと言った Opera のトップです.

内容としては (6/27b) 何故 IE を出来損ないで放置するか(7/4) Opera の Widget で翻訳した記事と重複していてで新鮮みは無いのですが、「Mozilla FoundationやApple Computerとも共同開発している、Webブラウザー上でより豊かなグラフィック表現を可能にする“canvas”要素に対応するといった改善を行っています。」という件り、“canvas”は Mozilla、Apple、Opera の共同開発であるというのは始めて知りました.

06/07 ■(7/9) 小さいことはよいことだ

Download Firefox - Small is beautiful- check Mozilla Firefox and find this phrase still holds true (July 6th, 2006) (「小さいことは良いことだ.」Mozilla Firefox を見るとこのフレーズがいまだに真実であると分かる.)です.ブロードバンドが当たり前になっている日本の現実(地方でのインターネット環境の悪さは知っていますが)ではちょっとそぐわない話ですが...フロッピーなんて言う言葉が未だ生きています.

セットアップファイルが数枚のフロッピーディスクに収まるブラウザを人々が好むということは別にしても、小さいということがそのブラウザの人気に貢献している.Mozilla Firefox のユーザーがよく口にするある期間の2千5百万のダウンロードという数字(筆者注:この数字いつのことやら?)があるがダウンロードの回数がユーザー数を意味するわけではない.

Firefox のセットアップファイルは5分で CD に書き込める.もしインターネットで高速回線を使用していなくてもそれより短い時間でダウンロード出来る.それでも高速回線でなく Firefox をデフォルトブラウザとして使いたく 6MB のダウンロードに時間を取られるのが嫌なら高速回線に繋いでいる友達に頼んでダウンロードして貰えばよい.

恐らくこうした方法で Firefox のセットアップファイルを手にした人は大勢いると思う.ということはダウンロードした人の人数よりユーザーの数の方がずっと多いということだ(筆者注:ダウンロード数をダウンロードIP数で考えているみたいですね.).これは Microsoft の Internet Explorer ではあり得ない利点だ.IE のセットアップファイルをダウンロードして CD に焼いて送ってくれなんて友達に頼む人が何人いることやら.

Firefox のインストールファイルは Windows 版だとずっと 5MB を割っていますね.5MB を越えないという方針があるらしいです.

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06/07 ■(7/8c)  Firefox 2.0 Beta 1 候補

Mozilla Developer Center - Firefox 2 Beta 1 Status でも伝えていますが最初のベータ版が正式に出るまで秒読み段階になったようです.Mozilla Developer Center - Firefox 2 Beta 1 Status でスクリーンショットや UA を見られますがブランド名も Bob Echo から Firefox 2 になって一般の人も試せる段階になったということです.

しかし先はまだまだ2ヶ月はあってその間 Beta 2、RC 1、RC 2 と正式版 Firefox 2 のリリースまでにはテスト版が重ねられます.筆者は RC にならないと手を出しません.尚、 Firefox 2 までの道のりは えむもじら 「 Firefox 2.0 の予定」2006年6月28日(水) をご覧下さい.この予定表も今後少しづつ遅れが出ると思いますので絶対的なものではありません.

06/07 ■(7/8b)  Easy Extension Editor

もじふぉ 「 Easy Extension Editor (日本語/英語)」2006年7月07日(金) でoryaaaaa氏の投稿記事ですが(この拡張の作者さん)「張機能のソースを直接書き換えるエディタを作りました。少し動作を変更する、少し機能を追加する程度の改造がすぐできます。インストール済み拡張機能をインポートするのに5秒間、インポートするとTreeGadgetにすぐに展開されます。ファイルをクリックするとエディタにすぐ表示され、編集結果は他のファイルをクリックするか他のアクションで自動保存されます。そのまま編集内容をインストール済み拡張機能に上書きすることもできるし(約8秒)、テスト用プロファイルによるFirefox起動(携帯FOX Ver3.0 ソースによる)で安全にテストすること(約30秒)も可能です。 」とのこと.

勿論これは腕に覚えのある人しかうかつに使えない拡張ですが、将来自分で何とかしてみたいと言う人のためにこういうのがあるということでメモしておきます.まだアルファー版でどの程度のものなのか筆者は使ったわけではないしその技量もないので何とも言えませんがもし使うのでしたら自己責任でお願いします.

06/07 ■(7/8) 初心者に優しくする(続き)

(6/29b) 初心者へ優しくする で傾向として初心者に優しくなってきたということを書きました.それに関連して書かれているものを見るとそれは当然でしょうがものを尋ねる初心者側ではなく応える側の発言ばかりです.

基本的に人手がないところに来て初心者の態度が宜しくない.ということに尽きると思います.しかしその応える側もその昔は初心者だったわけでおそらく初心者として先輩から嫌な仕打ちを受けた記憶があるのではないかと思います.礼儀にかなったやり方がどういうものかを考える余裕など元々無いのだから初心者であるわけです.どこにも聞く当てが無く本当に藁をも掴む気持ちで聞いているのだということ、また聞き方が不快だと思ったら応える義務は誰にもないはずで自分の腹立ちを初心者に向ける必要は全くないはずです.

昨日の Blake Ross のインタビューの翻訳でそうだったのかと言うところが一つありました.それは一番最後に書いてあった、ともするとオープンソースはエンドユーザーの方を向かずに開発者のための開発、オタク的になるという趣旨の所です.いやいやそうだったのですね.つまりオタクのコミュニティーの外は全部見下すべき対象でうっかり初心者が変なこと聞こうものならどやしつけられるのはオープンソースでは当たり前のことらしいのですね.でも Firefox ではそういうオタク的メンタリティーは無くなったと書いています.

オタク・コミュニティー化するのは日本独特なことかと思っていましたがアメリカでもそうだと読んでちょっと驚きました.筆者は兎に角オタク・コミュニティー程嫌いなものはありません.業界用語とかそういったものも大嫌いだし.メールに絵文字など入れてきたら今後こういうもの書いたら返事しないと宣言するくらいです.

勿論この最近はもじら組フォーラムでもわざわざ腹を立てて初心者をいじめる人はいなくなったし、それ以上に自分は応えられないけれど「これこれの情報を書いておいた方が応えてくれますよ」といったアドバイスを与える人がいて環境はとても良くなっていると思います.つまり優しく窘める人まで出てきたと言うことです.オタク・コミュニティーからどんどん離れてきて筆者を始め初心者エンドユーザーにとっては嬉しいことです.

多くの場合初心者は公の場所に書き込むと言うことすら始めてで、大抵状況を説明するのですがその状況の説明も用語不足で要領を得ないと言うことが多いと思います.そういうとき、どういう情報を出すべきか、想像するにこれかこれの可能性があるがそのどちらなのかもし途方に暮れた初心者を助けたいと思うのだったら辛抱強く聞いてやればよいだけで、これももし応える気があるならの話です.一方いつも嫌な気がするのは初心者が「私は初心者ですが...」と自己卑下した聞き方をすることです.筆者は初心者であり色々なことを知らないと云うことが恥であったり罪であったりするとは毛頭思いません.もっと堂々と解らないことは分からないと聞けば良いのでそれをもし分からなかったり知らなかったりすることを罪であるかのような応対をする人物がいれば堂々とその非を非難すればすればよいだけのことです.

最後に、caramel*vanilla 「フォーラムや掲示板は誰のため?」2006/06/29 は基本的なマナーについて書いています.ものを尋ねる側もここに書いてあることぐらいは頭に入れておくべきだと思うのでリンクを貼っておきます.しかし初心者はこれを読んでいてそのことをきちんと頭に入れて質問するかどうかは実際問題として疑問ですが.

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06/07 ■(7/7d) 「@media2006」のレポート

いつも貴重な情報を頂いているブログ覚え書き@kazuhi.to の主催者の方がご自身参加した「@media2006」という最近ロンドンで開かれた CSS 関係の会議のレポートを書いておられます.記事の署名を見ると木達一仁さんという方なのですね.きっと CSS 関係では有名な方なのでしょうが筆者の無知はお許し下さい.レポートは MYCOMジャーナル 「@media2006にみるWebデザインのトレンド」木達一仁 2006/7/5 に3ページに渡り何人かの講演の内容を要約しておられます.タイトルだけ挙げると以下です.

  • CSS10年間の軌跡 - Eric Meyer氏
  • IE7最新情報 - Chris Wilson氏
  • ブラウザのバグ対応とCSSハック - Andy Budd氏
  • Bulletproof Web Designという考え方 - Dan Cederholm氏
  • 来るべき国際化の波に備えて - Molly E. Holzschlag氏
  • Webの進化とmicroformats - Tantek Çelik氏

IE 7 は古い版と共存出来るようにするとか、「XHTMLのフルサポートやAcid2テストの合格についてはIE7以後のバージョンで対応したい」とか興味深い内容が紹介されています.尚、木達一仁さんのロンドン滞在記はブログの以下のページで読むことが出来ます.

06/07 ■(7/7c) Google Pack 日本語版

Spread Firefox Japan 「Google Pack 日本語版公開 - Firefox 入ってる!」Thu, 07/06/2006 経由、Google 「無料ソフトウェア」 でダウンロード出来ます.パックの内容は

デフォルトの Google ソフトウェア
  • Google デスクトップ
  • Picasa
  • Internet Explorer 用 Google ツールバー
デフォルトの追加ソフトウェア
  • Google ツールバー付き Mozilla Firefox
  • Norton AntiVirus 2005 Special Edition
  • Adobe Reader 7
オプションのソフトウェア(パックに追加)
  • RealPlayer
  • GalleryPlayer HD Images

06/07 ■(7/7b) 世界一大きなページ

Hacking for Christ - The Largest Web Page In The World (July 06, 2006) 経由、http://www.deepskyfrontier.com/ は何と横 x 縦 が 9 quadrillion pixels x 9 quadrillion pixels .quadrillion は「〈米〉10の15乗(の)、千兆(の)」または「〈英・仏・独〉10の24乗(の)」とありました.リンク先の「How big is this page」をクリックすると大きさの説明が出てきます.これはページ内リンクみたいですが手動でその位置を見つけることはとうてい出来ません.何故ページ内リンクと分かるかというと、この説明部分を表示して、print preview を見るとページの最初のリンクの部分しか出てこないからです.しかし印刷が1ページしか出来ないのは Firefox のバグですね.Firefox の印刷には大きな部分を CSS で絶対座標で指定すると1ページ目しか表示出来ないというバグがありましたがそれはもう直ったのでしょうか.大きなサイズと言えば昔画像ソフトの Painter で新規が像を造るのにうっかり画像の縦横幅の単位がピクセルのつもりがメートルになっていて OK してしまったら長時間掛けて巨大な画像スペースを用意してくれたのには感動しました.確か数10メートルもある奴です.尚、Painter は猫も杓子も使う Photoshop と違って有名ではありませんが知る人ぞ知るプロ用の絵を描くという意味では遙かに Photoshop より優れたグラフィックソフトです.元々 Mac 用のソフトですが Windows に乗り遅れたためあちらこちら何度も転売され現在では COREL Painter となっています.

06/07 ■(7/7) Blake Ross のインタビュー(その2)

seattlepi.com - Q&A with Firefox's Blake Ross: Extended version (July 2, 2006) に Blake Ross のインタビューの続きです.2回目で最終回です.

Q: Firefox は Windows と一体になった IE の所為でその本当の実力を発揮出来ないとお考えですか?

Ross: 明らかにある程度はね.だからそんなこと無いなんて言うつもりはない.でもこの問題は2006年の現在では1998年に Netscape が闘っていた当時と比べればグッと小さくなっている.当時は OS にくっついて来たのと Best Buy (米国の電化製品のディスカウントショップ)まで出向いて買うのとでは大違いだったからね.だが我々の住む今の世界だとブロードバンドが当たり前で Windows 版の Firefox だと6MB 足らずだからダウンロードに1分と掛からず後はインストールするだけだし.昔と比べると Firefox をダウンロードへ導く障害はずっと低くなった.

その意味でまたシェアーのことを言うと12%から15%に到達しようとしていて更にまだ長い道のりを進まなくてはならない.

Q: (マイクロソフトが Windows に IE を一体化させているという)独禁法違反の問題にあなたの批判あるいはこの問題をどう考えているか聞かせてください.

Ross: 今の世の中 OS だけあって Web ブラウザがないなんて想像出来ないことだ.OS があってブラウザが利用出来るというのでなくては意味がない.しかし、セキュリティー問題とか色々あるのにマイクロソフトが OS にあんなに強固にブラウザを組み込んでしまうなんて賛成出来ないことだ.

OS にブラウザがついていることと、OS に一種類のブラウザしかついていないと言うのは別のことだ.Dell コンピューターや他のベンダーのものに Firefox が載っているとかもね.従って OS にブラウザが載っているというところは賛成するがマイクロソフトのように他のブラウザの選択が出来ないような組み込みには賛成出来ない.

Q: あなたは Joe Hewitt と仕事の立ち上げをやっているそうですが、こっそりやっていて姿が見えません.今やっていることを話して貰えませんか?

Ross: 正直言ってその点は話せないよ.特にシアトルの新聞にはね.

Q: 何故「特にシアトルの新聞には」なのです?

Ross: 我々の仕事の立ち上げを気にする人たちが君のところの新聞を読むからだよ.

Q: Redmond のお膝元でということ?(訳者注:Redmond はマイクロソフト本社の所在地でシアトルにある)

Ross: そう.

Q: Google と Firefox の関係は良好に見えますが今後もこの関係は続くと思っていますか?

Ross: 先ずその間系という奴を明確にしておこう.我々は検索関係のことに関わっている.いやもっとはっきり言うと Mozilla Foundation は検索関係で Google と取り引きしている.私は今は Mozilla Foundation では働いていないけどね.でその取り引きというのは Firefox の Home Page が Google 製であるとか、ブラウザの右上の検索バーに Google の検索エンジンがデフォルトで搭載されているとか、ある種の広告をクリックするとその広告料のなにがしかを Mozilla が貰えるとか言ったことだ.

ブラウザの Home Page とか検索バーは重要なスペースではあるが、多くの人はそれを入札で高値を付けたところに売ったと考えているようだ.我々は Google が Firefox の存在を知らない頃から一番良い検索エンジンとして Google を使い続けているわけだけどもっと良い検索エンジンが見つかればそっちに換えるつもりだ.昔 Netscape が Netscape 検索エンジンにロックされていたように決して一つの検索エンジンにロックされているわけではない.

関係が続く限り彼ら(Google)は本当に素晴らしいパートナーだ.Google の Home Page に丸一日 Firefox のことを載せてくれる方が Mozilla のHome Page に丸一年載せるよりトラフィックは多い.だが彼ら(Google)の動機は IE 7 が出ると言うことにある.IE 7 がデフォルトの検索エンジンとして MSNサーチを積んでいるからだ.これが彼らのブラウザのスペースの使い方なのだ.我々は彼ら(Google)と緊密に提携しているがそれはユーザーが望むやり方でありユーザーが居心地よくインターネットを体験出来るという限りに置いてである.その意味で我々が彼ら(Google)がパートナーでいてくれることは非常に嬉しいことなのだ.

Q: 最近 Firefox のコードについてはどの位仕事しているのですか?

Ross: 極々僅かしかやっていない.最近 Firefox 関係でやっているのはマーケティング関係が主でね、やり終えたばかりの Firefox Flicks コンテストの手伝いとか Spread Firefox の手伝いとかだね.非常に優秀な連中が今は Firefox をやっているのだ.自分の時間の殆どはこの立ち上げの仕事に使っている.

Q: それで今はスタンフォードの学部に籍を置いていますが休学していますよね.今21歳のあなたは今後自分のキャリアをどの方向に向けようとしているのですか?

Ross: シリコンバレーではみんな子供が学校を止めるといい顔しないよね.でもドロップアウトしたわけではないよ.ただ立ち上げの仕事のために休学しているだけだ.私は世をすねているわけではない.本当にやりたいということでないならスタンフォードを休学したりしないさ.その仕事はソーシャルブックマークサイトのようなものでもないし今流行のもののコピーと言ったものでもない.長期間を要するものだが、2年ぐらいで大きな会社で動かせればと思っているものだ.

私は一生をソフトウェアー産業で過ごすつもりはない.人生は一つのことを長い期間やるには短すぎると思っているからだ.今の年代ではソフトウェアーをやるのはよいと思っているが12歳の時からもうずっとやっているのだね.この仕事が順調にいったら別のことをやりたいと思っている.映画何かやってみたいな.

Q: えっ本当に?どんなタイプの?

Ross: 私は今2つのことに興味を持っている.1つはフィクションを書くこと.もう一つは映画の編集を行いプロデュースすることだ.Apple コンピューターとそのソフトを使って小説を書きその小説から映画を作ると言うことをやってみたいのだ.映画であれば何でもありだ.何でも好きなのだから.コメディーでもドラマでも何でもいいよ.驚くべきことに Firefox からハリウッドに繋げることが出来るのだよ.どういうことだか分からないかも知れないけどね.

Q: オープンソースはこれまでの企業の開発にどの程度匹敵出来るようになっていると思いますか?

Ross: 断って置くけど私はオープンソース熱狂者じゃないよ.それはたくさんの中の1つの道具でしかない.一つの方法だね.だから自分が作りたいものに最適なものを選べばいいわけだ.オープンソースは企業の作るものより本質的に優れているなんて言えないけれど利点は沢山ある.

一番の利点はコードゴーがオープンソースなのだから大きな企業組織と違ってプロジェクトは小さく官僚的でないという点かな.数年前のマイクロソフトで IE の開発を続けたい技術者がいたとしよう.彼らは悪人ではないのだから確実にそういう連中はいたと思う.しかしそれは出来ないことだ.会社がプロジェクトを解散してしまったからね.IE の仕事をやってみたいと思ったとしても会社の指令でできなかった.

オープンソースだと製品の存続時間でもその課程でも自分でコントロール出来る.まったく自分の指令で出来るのだ.これは Firefox の開発に当たってどんなに為になったことか.特に Netscape 社での2年間くずみたいなものを見てきた後はね.だから一番の利点はオープンソースは皆が一緒に仕事が出来るぴったりの環境を与えてくれると言うことかな.きっとこの環境の方が良い製品を生み出すかも知れない.

もう一つはセキュリティー面だ.どのコードも自由に見て貰えるのだからセキュリティーの専門家に書いたコードを全部点検して貰える.何の秘密もないし、世界レベルでボランティアが毎日プロジェクトの仕事をしている.例えば君が他の国を怒らせるようなことをするかも知れないとしよう.君はその国のプロジェクトのメンバーに聞いてみればいいのだ.オープンソースだと世界中で皆が似ている製品を開発するのがいたって容易なのだ.

翻って伝統的な企業の方を見てみるとユーザーの反響を得るという点で優れている.オープンソースだと開発者のための開発といった所から始めたプロジェクトが多く、ともすれば自分の痒いところしか掻けないオタク的製品で終わってしまう傾向がある.彼らはマーケティングなど良しとしないしメインストリームなんかどうでもいいと思っている.いやむしろアンチ・メインストリーム的なところがある.こういうメンタリティーを破るのは容易なことではない.我々はそれが Firefox では出来たのではないかと思っている.

Blake Ross のインタビューの翻訳はこれで確か3回目ですがいつも何故か楽しくなります.そのこれまでの拙訳は以下です.

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06/07 ■(7/6c) Opera で使える Firefox 拡張

Top 150 Popular Firefox Extensions and Opera (人気の Firefox 拡張ベスト150と Opera)です.

以前どうにかファイルを弄ると Opera で Firefox の拡張が使えるようになる.と書いた記憶があります.一度も試したことありませんが上のサイトに行くと左側に Firefox の拡張が並び右に Opera での対応が書いてあります.色分けで Opera で使えるかどうかが分かるようになっています.リンクがあって Opera の似た機能を持つ Widget のページに飛ぶみたいです.ということなのかあまり意味が分かりません.そこまで Opera をカスタマイズしようとは思わないので深く追求しないで、一応こういうサイトがあると言うだけの報告です.

06/07 ■(7/6b) 無料でよいものが出来るはずがない

とある友人がある大手会社の人に OpenOffice.org を奨めたら言われたそうです.この一事を持って普遍化する積もりはありませんが、金持ちのマイクロソフトが作るからこそ良いソフトが出来、無料のものなどお話しにならないと言う雰囲気がまだまだあるのは筆者の感触でも感じます.

MS 製品を皆が使うのはそれなりの理由があるはずだ.という言葉を聞いたことがあります.そのくせその何かとは何だと聞いても普通の人には分からない何かという言葉が返ってくるばかりです.Firefox が日本では知られていないと云う以上にやっかいな固定観念です.こういう固定観念を破るにはと言っても本質的には何も変わりませんが TV や大手新聞で大きく採り上げられるとかしかかないのでしょうね.日本でなくても海外でシェアーがどんどん上がれば日本の一般マスコミも採り上げてということもあり得ますが.

06/07 ■(7/6) Blake Ross へのインタビュー

seattlepi.com - Q&A with Firefox's Blake Ross: Extended version (July 2, 2006) に Blake Ross のインタビューが載っていました.昨日の問題の起きた Gnomedex の会議はシアトルであったそうでその同じ時のインタビューらしいです.

Q: コミュニティーは Firefox 2.0 の仕事を進めていますね.最初のバージョンが出て大成功を納めましたが2番目のバージョンを作るにあったってうんと進歩させなければというプレッシャーはありましたか?

Ross: うん、確かにプレッシャーはある.今は何をするのでもプレッシャーはつきものだ.最初の成功のお陰でマーケティングの方にも技術の方にもプレッシャーはある.人々はこれまでよりずっと良い Spread Firefox キャンペーンを期待するからね.

だがそれは我々にはとりわけ困難なことなのだ.我々の Firefox の目標は前からずっと同じだけどよりシンプルなものを作るっていうことだからね.で、普通よりシンプルなものを作るということは豪華な機能を追加するっていうことじゃないし、MS Office がよい例だけどその為にお金を頂戴するこれぞ新しいものというのが分かるようにすることでもないのだ.

2.0 のテスト版でフィードバックを貰っているが別に新しいものがあるわけではない.1.0 のリリースと大して変わりはしない.我々が今やっていることはより安定したものにすること、不満の多いメモリー問題をどうやって修正するか、日々使うツール、スペルチェックとかフォームとかをどうすればもっと使いやすく出来るかってことなのだ.あなたが Firefox 2.0 をインストールしても最初は何がどう変わったか分からない程細々としたものばかりなのだ.でも2週間程使ってみればウワー全然良くなったと言うはずだ.

ある意味我々はブログやオタクからの文句に慣れてきたのだ.プレッシャーは大体こういった線から来るのだけどね.それで文句の中で何が重要で他はどうでも良いと選ぶのにも長けてきている.我々は全体的に使い心地が良くなるということに関心を向け派手派手しさが自己目的となるような派手派手しさには関心がないのだよ.

Q: あなたが IE 7 についてよく聞かれるということは承知していますが IE 7 のテスト版はどれほど使いましたかまたその感想はどうですか?

Ross: 少しは使っているよ.本当のところなかなか良く出来ていると思う.人々はそう言うのを期待していないみたいだけどね.僕が IE 7 は非道い代物だと言って欲しいみたいだ.マイクロソフトは我々が予想したとおりのものを作った.つまり機能的に言って Firefox と同等なものを作った.だけど我々が Firefox に導入したものを越えた改良はこれっぽっちも見られない.だが IE 7 が出る頃我々はもっと先に進んでいるから1歩か2歩遅れているという感じだね.

ブラウザの世界というのはちょっと昔ながらの宗教じみたところがあるけど我々は出来るだけそうならないようにしている.

Q: 一種の OS みたいな世界?

Ross: そう確かに一種の OS 空間みたいなのだ.それを言いたかったのだ.人々はその空間の上で色々な良い考えを持っている.皆がよく言うことだが IE 7 は Firefox から身ぐるみ剥いでいったと.さっきは慎重に IE は Firefox と同等になったと言ったけどある意味本当は盗んでいったんだね.でも我々だって Firefox がスタートしたときは IE から盗んでいったというのが真実だ.だって IE から Firefox に乗り換える人々が居心地良くなくては困るだろう.

ある程度インターフェースをコピーしたりショートカットを同じにしたりするのは人々が乗り換えても居心地よく使えるためで皆がやっていることだ.その上で革新があるのだ.これはある意味共同作業みたいなものかな.これはコミュニティーの皆も理解していることだと思う.後は周辺にどちらの側にも熱狂的な連中がいるってことかな.

Q: マイクロソフトは Firefox が出てきて IE の市場シェアーを少しばかり喰い出すまで数年の間 IE を眠るに任せていましたがこれらのことをどう思っていますか?また競争についてはどう考えていますか?

Ross: 正直言って本当に腹が立つよ.まあこれが Firefox を始める最大のきっかけになったのは確かだけれど.人々は我々がマイクロソフト打倒のために、何かの競争に勝つために Firefox を始めたと思っているらしいけれどどうして我々が勝ちなんて望めようか.我々には必要なお金がないのだよ.会社には IPO (新規株式公開)もないし利益も無い.真に必要でなくてどうしてこんなこと始められようか.

マイクロソフトが製品の開発を止めてしまってから Web 上にはスパイウェアーやアドウェアーやポップアップ広告が増殖しだしたけどその責任は第一義的にマイクロソフトにある、それが真実というものなのだ.かつてなかったほど世界中で大勢が使っているソフトウェアーが開発を続けても利益が無いという理由で放っておくなんてまったく無責任なことなのだ.

人々はこう尋ねてくる.「でねえ、IE 7 は Firefox に追いつこうと開発を始めた.マイクロソフトはこうして開発を再開した.で結局 Firefox に追いつくだろうよ.それでも Firefox を使い続ける理由って何なの.それでも Web をよりよい場所にするってお題目を唱えるつもりなのかい?」

私の答えはこうだ.5年前に君たちを捨てていった会社がそんなに信頼できるのかい?確かに開発に着手して Firefox が奪ったシェアーを取り戻すかも知れない.でもまたいつ消えていなくなるか分かったもんじゃない.私の言っているのは製品のレベルの話ではなく会社のことだよ.何年も寒空に人々を平気で放り出してしまうような会社のことを言っているのだ.

Q: Firefox は急速にシェアーを延ばしましたがもう天井をついた、あるいはこれからは横這いだと云う観測もあります.まあそれは調査にもよりますが.あなたは今後も Firefox は延びていくと思いますか?

Ross: 君が調査によると指摘したけどそれは重要な点だ.Firefox が大きくなるに連れていろんな調査機関やそのアナリストが喜んで Firefox についてその種のヘッドラインを掲げるのを見てきたよ.好まれるテーマは Firefox が10%を越したとかスローダウンしたとか言ったものだ.Firefox が14%に到達したというのは面白い話題ではないのだよね.

彼らのやり方をちょっと調べてご覧.彼らが決して本当の世界を反映したサンプリングでやっていないと言うことが直ぐ分かると思う.我々は内部でマーケットシェアーの数字を持っているけれどそれはパートナーの Google とか一緒に仕事をしている企業からもたらされたもので無作為に500の Web サイトから引っ張り出してきたやつよりずっと信頼出来るものだ.その数字だと Firefox 1.0 が出て以来安定した割合でずっと増えていることが分かる.それは一日当たりのダウンロード数と同じ数字でもある.

だから我々は Firefox のシェアーが安定した割合で増え続けていると思っている.1年でも半年でも前のプレスの報告を見れば5つの調査会社が5つの違った時点で10%を越したと言っているのが分かると思う.

(つづく)

続きは明日になるか明後日かはお約束出来ません.内部資料のシェアーの数字を見たいですね.1年か半年前には10%を越しているのは確実な感じですが.いや14%だってほのめかしているのかな?

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06/07 ■(7/5b) 最近の市場シェアー

ヨーロッパのFirefoxのシェアー

最近あまり Firefox のシェアーの話が出なくなりましたが良い数字で元気が出る XiTiMonitor を見に行くと5月29日から6月4日の調査が出ていました.今回から PDF でも見られこちらの方が前回との比較が載っているだけ詳しいようです.

ヨーロッパでは全体で前回の4月8日の調査から比べると1%の微増とのこと.微増といっても日本では3〜4%しかシェアーがないのだからたった2ヶ月でこれだけの伸びはやはり凄いです.世界全体だとアフリカが少し下がったのを除くと北アメリカは横ばい、その他は1%弱の伸びです.

次回は Joga.com Companion によるサッカー観戦の影響がどれだけ出るか楽しみです.この拡張を使いたいためだけに Firefox を入れた人がどれだけ定着するか、それに次は Firefox 2 のリリース後だったらどれだけ延びるか本当に楽しみです.殆ど延びなかったりしたら IE 7 の巻き返しにあってしまいそうです.

06/07 ■(7/5) Mozilla への攻撃

blakeross.com - Gnomedex (July 1, 2006) です.この記事ちらりと見たときは訳す気などなかったのですが、Firefox で検索したら海外のブログで以外に引用が多かったので訳して見ました.Blake Ross は Firefox のプリンスとして人気が高いのですね.

私は Gnomedex草の根運動を通してのソフトウェアーの配布促進の議論を進行していた、あるいは進行しようとしていた.

議論の途中で Dave Winer が立ち上がって Firefox の未来を話しあったらどうかその方がユーザーには有り難いと発言してきた.私の応えは簡単だ. 私は今 Firefox についての質疑応答を進行しているわけではない.残りの399人の人が貴重な30分を Firefox 2 のロードマップに使うことを望んでるとは思えない.特に Gnomedex 6 の3つの原則、聴衆を議論に参加させる、議論をしっかりと進行させる、製品の宣伝は避けるを鑑みればそれは出来ない.

この場ならこのことを話せるので言うが、Dave はどういう意味で Mozilla の透明性やユーザーとの対話への意欲を問題にしているか問うべきだ.Firefox 2.0 wiki はもう1年近く前から使える状態になっている.バグジラヴィデオブログミーティングノートmozillaZine Forumニュースグループチャットルーム もどれでも誰でも利用出来るようになっている.これらは現在の Firefox の開発者達(私は含まれないが)によって更新され、また開発者の殆どがブログを持っている.Mozilla は多くの主要な開発者が雇用されているわけではないと言う点からして本質的に透明なのである.

Dave の議論はマイクロソフトに対する Mozilla の切望などお構いなしでただただ開発者がユーザーの方を向いて欲しいと云うだけだ.だが最初に言っておきたいが、Firefox はユーザーへのケータリングみたいなものでマイクロソフトを倒すことやオープンソースの促進ばかりを謀っているわけではないと.私は同じことを3週間前にも書いた(訳者注:この拙訳はこちら).従って彼の不満は何なのだろう?

個人的な例を引くと昨年も Dave は別の忠告を何の明確な根拠も無しに書いている.私はそれ以前に彼と話したこともないのに彼は私がこれからする仕事は「明らかに」アドウェアーを Firefox に導入することだと断じている.Firefox に備わっていることとはまったく反対のことを挙げて私をちくちく攻撃しているのである.私が自分の考え(私自身のプロジェクトで)を彼と分かち合っていたのならそれを「紹介」出来たであろうと彼は言う.そんなの人を侮辱する言い訳になるはずがない.彼は人の痛みなど気にせずまったく事実に基づかないで平気で他人を批判してそれを正当化する.

(Dave は今だに Google/Mozilla の関係が明確のものだと思っているようなのでこの際はっきりさせておこう.ただし元々の攻撃は Firefox に対してというより私個人のプロジェクト向けられたものであった.私は Mozilla Corporation の Google とのビジネスには関与していないしまた Firefox の開発者達は Google が Firefox の存在など知らない頃から一番良い検索エンジンとして Google を使っていたということだ.)

議論の最中この問題が持ち上がったとき Dave と私がこれまでずっと論争を続けて来たかのような印象を与えてしまったのは失敗だったかも知れない.しかしステージで言ったように私は今日まで彼に会ったことはないし何のやりとりもしたことがない.だからこれといった印象も彼には感じなかった.記憶を辿ってやっと昨年の彼の記事を思いだしただけである.

Steve Gillmor は、彼とも以前に会ったことも話したこともないのだが、私が Firefox 2 の機能という「危険な質問を避ける」ことで「マイクロソフトと同じに振る舞った」といって議論を締めくくっている.何だって?危険でも何でもない最も無害な話題ではないか.そんなこと誰でもノートパソコンで数秒あれば見ることの出来る情報ではないか.私は30分間草の根のマーケティングについて有益な議論を重ねようとしただけではないか.恥を知れ.

今日は時間が無く殆ど見直していないので間違いがありそうです.その上苦手な Ross の英語なので.

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06/07 ■(7/4) Opera の Widget

Why Widgets in the Opera Browser? - Why Widgets in the Opera Browser? (June 29th, 2006) で Thomas Ford (Public Relations Manager for the desktop browser at Opera Software という肩書きの人です.)という人が Opera の Widget とは何であるか説明しています.

Opera Widgets を Opera 9 に導入したときたくさんの人から良い質問を受けた.一体それって何なの?Opera はそれのことをどう考えてるの?

第一にこれはブラウザの Web アプロケーションの第一歩ということである.ブラウザ無しの Web ページということも出来る.Web ページの作り方を知っているなら Widget の作り方も分かるはずだ.Widget は Web 標準の HTML や CSS や Javascript を使っている.

Opera にとってこの Widget がどれほど重要かを説明するために我々が Web 自体をどう見ているかから話すことにしたい.我々は Web を一つの技術が導入されるに従い時と共に有機的に発展していくテクノロジーの進化過程としてみている.AJAX の導入は Web を静的なものから動的なものへと変えていった.そうした Web ベースのアプリケーションはユーザーがアクセスし分かち合い内容を方向付ける新しい方法を提供している.

それらはみな素晴らしいものだ.更に素晴らしいことにそれらの Web アプリケーションは機能がますます増え使いやすくその他の Web サービスと統合出来ることだ.11年前に Opera がスターとしたときそれはヴィデオやイメージ等を表示出来る完全なマルティメディアとして意味づけられていたが、今改めて再定義するときである.変化のない表示ウィンドウであるよりむしろ Opera 9 はアプリケーションのプラットフォームとして出てきたのだ.

Widget は第一歩であるが最終的なものではないしこれだけのものでもない.今我々はたくさんのフィードリーダーや Widget 検索ツールを持っている.我々は現在のデスクトップアプリケーションが Web 版のアプリケーションに変わる日を思い浮かべることが出来る.その日が来れば OS のデスクトップの伝統的な役割は減少して行くであろう.最終的にはワープロでもゲームもグラフィックソフトでさえもブラウザ経由の Web アプリケーションを使うようになるであろう.Web ページにさえ訪問する必要はなくなる.Web ページはブラウザの外に存在する別個のアプリケーションと見なせるからだ.

しかしこれらの改革は Opera だけでどうすることも出来ない.多くの開発者が想像力を働かせてくれなくてはならない...(以下略.以下は開発者を発憤させるための賞金付きの Widget のコンクールが行われることとかのっています.)

Firefox や Opera などの先進ブラウザはこうして Web アプリケーションのプラットフォームへの道に進んでいるのですがそれを好まないマイクロソフトは IE を標準を実装しないことで囲い込みを計り Windows の温存を考えているという構図がよく見えます.

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06/07 ■(7/3c) 偏っている

鳴海遙三号 「拡張機能の解説ページ」2006年06月30日 で短く「Mozilla Firefox Thunderbird の拡張あれこれ - 8 かなり偏ってるけど、参考になるものは参考になる。」と書かれています.

仰るとおり筆者はまったく網羅的にバランス良くなどという気は更々なく何らかの意味でちょっと面白いかなと思った拡張しか採り上げていません.例えばダウンロード関係の拡張はまったく興味ないし決して一挙に複数のファイルをダウンロードしたりすることなどしようと思わないしごく普通にブラウザの既存の機能で満足なので確か一つくらいしか掲載していません.また Greasemonkey や userChrome.js のように Javascript を使うものは自分で幾分は Javascript 分かるので入れるときっとあれこれ悩むことになるので決して載せません.勿論いつか気が変わるかも知れないし何の規則もありません.例えばタブのプレビュー機能のものなんか自分としては折角タブという抽象的機能があるのにこんなもの必要ないと思っていてもどんなものか見てみたいという好奇心で載せたりしています.

自分では自分用の備忘録的な意味合いも多分持っていて他で紹介されていても載せることは当然あります.但し他で詳しい説明があれば最低限どんなものであるか思い出せる程度の記述で説明の方はさっさとそちらのサイトにリンクを貼らせて頂きます.従ってこの意味でもどの拡張もバランスよく説明してという気は毛頭無いのです.まあ説明するときも説明自体もその時の第一印象でしか書かないしもっと詳しく調べようなんていう気もないので当然偏った記述になるだろうなということも事実です.例えばもっと色々な機能があるみたいだと思ってもその時の気分次第で知らんぷりを決め込んでしまいます.

筆者の考えでは網羅的でバランスの取れた紹介をするのは Mozilla Japan の仕事ではないかと思っています.先日 banpe-yu♪ 「 拡張機能紹介サイト&ブログ集」2006年06月28日 で拡張の紹介サイトの一覧を掲載してありましたが、それぞれ偏った紹介サイトがあるのはそれ自体良いことだと思います.偏ったといったら怒る方もいるかも知れませんが網羅的バランスよくという形に偏ったと言い直せば良いでしょうか.

恐らく拡張の作者の皆さんもそれぞれ個人的な事情に偏って作成していると思いますし、日本語版(日本語ロケール)を作る皆さんもどの拡張を日本語にしようか個人的好みでやっておられると思います.

尚、これは最初に挙げたブログの記述に文句を言っているのではなく、その通りでそれが如何にその通りか改めてこの拡張紹介サイトの紹介のいい加減さを宣言しただけです.

06/07 ■(7/3b) Spread Firefox in 秋葉原・渋谷・鎌倉

Spread Firefox in 秋葉原バナー

Spread Firefox Japan 「Spread Firefox in 秋葉原・渋谷・鎌倉」 でイベント開催のお知らせです.いよいよ Mozilla Japan が街に出てきました.


06/07 ■(7/3) Mozilla は変わっている

mitchell's blog - Organizational Impossibility (June 29, 2006) ですが全訳ではありません.

Bob Sutton というスタンフォードなどで教鞭をとる人物がやってきて Mozilla Corporation 内部の人たちや別の日にはコミュニティの人々も参加して話をしたとのこと.その中で、以下の話が載っています.

ボブとの議論は幾つかの点で私の心を貫いた.第一は彼が私たちは組織の主義主張で存在すべきではないと指摘した.確かに存在することは出来なかった.でもおかしなことに私たちはちゃんと存在し幾分健康でもある.

その考えは目から鱗であるし得るところがあるものだ.私は Mozilla プロジェクトが普通とは違っていることは知っている.Mozilla Foundation と Mozilla Corporation も一層変わっている.皆が私にそう話す.他の組織のリーダーと話す度に私自身変わっていること気づかされる.しかし Bob からそれを聞かされると彼は私たちがどんなに変わっているか納得させてくれる.

だがある一面このことは私をほっとさせてくれる.何か新しい問題が起きたときそれを解決する方法を探しても殆どモデルが見つからなくても驚かないで済む.

そうなんだ.今の社会では他に例のない組織を他に例のない人々が運営しているのだ.

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06/07 ■(7/1c) 明日は休み

wink

明日は諸般の事情から休みにします.
筆者は大昔にノートパソコンを持ったことがあってその時の未だとても気軽に持ち運べるほど軽くはないし何よりも嫌だった液晶画面の非道さで懲りていてそれ以来ノートだけは買うまいとの決意からデスクトップしかなく出かけるともうどうにもならなくなってしまいます.今はもう性能も重量も飛躍的にに改善されているのは分かっていますが液晶画面だけは今でも我慢出来ません.普通の液晶ディスプレーは筆者の知っている限り今だに6千7百万色全部表示出来ていません.
誤解されないようにいうと左の顔は筆者ではありません.誰も誤解しないか?IE6 では駄目だけれど先進ブラウザだと触ると...

06/07 ■(7/1b) 長い翻訳を終えて

Frank Hecker - Handling Disagreements in Open Collaborative Projects (2006-06-23) の翻訳にちょうど5回、5日掛かってしまい、まあその間は他にネタを探す必要が無くそれだけは救いでしたが、いったい「何のかんばせありてかくありなむや」と自分自身が恨めしく感じました.何かの動機があって始めたのですが忘れてしまいました.

Mozilla プロジェクトの内部の誰がどういう立場の人かまったく知らないのですがこの Frank Hecker は About the Mozilla Foundation を見ると Mozilla Foundation の Executive Director とあって事務局長とか常任理事といった偉い人みたいです.

読んでいて何てアメリカ民主主義なのだろうと思っていたら最後の参考文献でやはりそういう書物を参考にしていることが分かりました.内容自体これといって新しい発見は何もなかったのですが、第二次大戦後に日本の占領政策を実行したニューディールのきまじめで理想主義的アメリカ人の血がまだちゃんと生きているのだなというところに感動しました.アメリカの占領政策について最近はとやかく言う人がいますが当時の日本は連合国側の戦争目的である民主主義を根付かせる世界のショーウィンドウであってかなり左翼のきまじめで優秀な人間が送り込まれその点、ごろつきみたいな連中に任されたフィリピンとか沖縄とかとは違うわけで少なくとも現在の日本が彼らが考えた以上に平等社会になっているのはそのお陰であると筆者は考えています.アジアの他の国と違って腐敗と軍政を経験しないで済んだのは決して日本人が優秀であった訳なんかではなく彼らが最初に行った政策が良かったからです.勿論だからといって一般市民を焼き殺すためだけの焼夷弾による絨毯爆撃や凄惨な人体実験である原爆投下を許すわけではないし、自由の女神ではなく貿易センタービルを破壊した人々の方を理解すべきではあると思います.

話は逸れてしまいましたが、Mozilla がこういう理想主義者達によって組織され運営され、またこういう文章がが出ること自体素晴らしいこととと思います.筆者は John Ford や Howard Hawks のアメリカは好きだし(THE SEARCHERS や BRINGING UP BABY を生み出す知性は信じるに足りると思っています)、また Mozilla のような組織を運営する彼らのような知性も信じるに足るものだと思っています.

06/07 ■(7/1) ページの色分け

Aharef - Websites as graphs を見に行くと下の方に右の絵のようなものが幾つか出てきます.これはそのサイトで使っている HTML のタグを色で示したものです.色分けは以下の通り.とは言ってもそんなことよりこれだけの色だけで生み出される不思議な造形をただ意味もなく眺めているだけで楽しくなります.

blue: リンクの A タグ
red: table TABLE、TR、TD タグ
green: DIV タグ
violet: イメージの IMG タグ
yellow: フォームの FORM、INPUT TEXTAREA、SELECT、OPTION タグ
orange: 改行、段落、引用の BR、 P、BLOCKQUOTE タグ
black: ルートノードの HTML A タグ
gray: その他の タグ

以下のサイトで URI を入れればどこのページでも色分けができます.但し起動中はCPUをフル回転するみたいで、右上は当方の mon-extension.html ですが表示が完全に終わるまでと思ってこれを書いていますが漢字変換が時間が掛かるので何かと思ったらこれでした.

Websites as Graphs

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